
まず定型発達でも思春期の子どもは内分泌の変化により、怒りっぽくなっています。成績不振や生活の失敗体験も多く、劣等感が強くでることもあります。

反抗挑発症は、怒りイライラがあり、反抗的な行動を繰り返します。
一方、素行症にそのような感情の調整障害は含まれず、メインとなるのは脅迫、暴行、強姦など司法行政的なことになります。
素行症は、反抗挑発症のイライラや怒りとは違い、冷淡や無関心さが目立ちますね。これらふたつの診断の重複は認められています。

どちらも治療は、薬物療法よりも、子ども本人、家族、学校などを巻き込んだ心理社会的介入が基本となりますね。
ASDには3つの基本型「積極奇異型」「受動型」「孤立型」が存在しますが、「受動型」は被害者になることもあります。発達症の方は幼少期から養育者との愛着形成がうまくいかない場合もあり、愛着トラウマの症状も抱えていることがあります。
情動調節の障害が間欠性爆発症、行動調節の問題が素行症、そしてその中間でどちらの問題も含んでいるのが反抗挑発症と考えることもできます。
治療はまず心理社会的介入です。例えばSSTは適切な行動をほめて正の強化をしたり、アンガーマネジメントをしたりします。ペアレントトレーニングにも同様のことが可能でしょう。
参考文献
1 非行少年の背景病理と精神科医療の果たしうる役割 著者: 森本芳郎, 山本直毅, 松坂雄亮, ほか 出典: 臨床精神薬理 Volume 25, Issue 3, 315 – 322 (2022) 出版社: 星和書店
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