Uncategorized

遅発性ジスキネジア

遅発性ジスキネジアの患者様がいて、困っています。 まずは抗精神病薬を減量中止したり、ほかの薬へかえたりします。 いま使っているのは第一世代抗精神病薬ではなく、非定型抗精神病薬です。 抗コリン薬はつかっていま...
Uncategorized

てんかん精神病ってなんだろう

てんかん精神病の分類ですが、発作と発作の間である発作間欠期に出現するものと、発作周辺期(発作と直接関連している)に出現するものに分けられます。 発作間欠期のてんかん精神病はわかるわ。 発作が抑制されたときに幻覚妄想が増悪...
うつ

躁うつ病へのリチウムの使い方~本当にこわいリチウム中毒~

躁うつ病といえばリチウム、リチウムといえば躁うつ病と考える医師が多いのではないでしょうか。 そのイメージはエビデンスからも正しいといえるかもしれません。躁病エピソードに対するリチウムの至適濃度は高めの0.8~1.0が推奨されて...
Uncategorized

クロザピン

クロザピンはドパミンD2受容体への親和性が非常に低いことで有名です。よく効くお薬なのに、他の抗精神病薬とは異なる興味深いプロフィールですね。 チョっとくわしく クロザピンの用量依存性の副作用として、けいれん(脳波異常)、ミオク...
Uncategorized

摂食障害の緊急入院

摂食障害は命に危険が及ぶこともあり適切に治療しなければいけません。 BMI12以下、高度徐脈、QT延長、35度未満の低体温、肝機能障害、低リン血症、低カリウム血症、浮腫などがあれば、総合病院への入院が望ましいですね。 ...
Uncategorized

強迫について

強迫症の特徴として、強迫観念と強迫行為があります。 ASDが併存していると不安の介在がみられないケースも多いですね。その場合は抗精神病薬を付加するとよいでしょう。 薬物療法はSSRIもしくはクロミプラミン(アナフラニール...
Uncategorized

統合失調症の症状をわかりやすくまとめる

統合失調症の症状は、健常者からすると理解しづらく難解に思うかもしれません。きちんと分類して覚えると、患者様の訴えもスッと頭に入りやすくなります。 以下のように分類します。 ・人格障害(自閉、無為) ・感情障害(感情...
Uncategorized

反抗挑発症と素行症の違い

まず定型発達でも思春期の子どもは内分泌の変化により、怒りっぽくなっています。成績不振や生活の失敗体験も多く、劣等感が強くでることもあります。 反抗挑発症は、怒りイライラがあり、反抗的な行動を繰り返します。 一方、...
Uncategorized

リチウムとバルプロ酸ナトリウムの副作用をもう一度おさらい

基本的なことですが、リチウムとバルプロ酸ナトリウムの副作用を言えますか。 リチウムの副作用で一番気を付けるべきなのはリチウム中毒といって、下痢や意識障害がおこります。腎障害や多飲多尿の尿崩症といった腎臓に関する副作用もあります...
Uncategorized

摂食障害と発達障害の併存

摂食障害の分類をしてみます。複雑そうにみえますが、ポイントは排出行動(食べ吐き)の有無、低体重か肥満かという点です。 神経性やせ症(AN)には 排出行動はしないけど運動で低体重である摂食制限型(AN-R)、 排...
Uncategorized

精神に効く降圧剤

精神に効く降圧剤として、PTSDに関連した悪夢についてはプラゾシン(ミニプレス。交感神経α受容体遮断薬)が有名ですね。 また βブロッカーも精神科で利用されます。例えば、知的発達障害の方の怒りや、交感神経の過活動による身体症状の...
Uncategorized

ADHDのお薬を整理

ADHDのお薬は脳の報酬系を刺激する中枢神経刺激薬と、それを刺激しない非中枢神経刺激薬にわけられます。 ADHDの病態にはドーパミンとノルエピネフリンが大きくかかわるといわれています。 治療ストラテジーとしては、...
はったつ

ADHDとナルコレプシー

ADHDと中枢性過眠症の合併が多いという報告があるね。 中枢性過眠症を簡単に分けると、①泣いたり笑ったりしたときに全身の力が抜けてしまう情動脱力発作があるナルコレプシー1型、②情動脱力発作がないナルコレプシー2型、そのほかの③...
Uncategorized

睡眠薬を飲んでいるのに眠れない

先生、睡眠薬を飲んでいるのにしっかり寝たなっていう感じがないのですが。 お薬だけで質のよい睡眠を確保することは難しいですよ。しっかり運動して心地よい疲労をえるようにしましょう。 そういわれると仕事やめてからは運動して...
Uncategorized

インターネット依存、ゲーム障害

いまのゲームといえばオンラインゲームが主となり、ネット依存にゲーム障害が含まれるといってよいでしょう。 一般的に依存症の治療は、本人が依存を治したいと思い立つことが重要ですね。その動機づけができれば、時間の制限をしたり、ほかの...
Uncategorized

ひきこもりの人を抱える家族

20代の「ひきこもり」のご息女を抱える父親から相談を受けましたが、どう支援したらよいでしょうか。 彼女が精神疾患圏、発達障害圏、その他のどれに該当するかをまず見当をつけましょう。 そして、家族も支援をうけられるし、生活を...
ししゅんき、せいねんき

自傷行為の機能

自傷行為をする青年とどう向き合えばよいでしょうか。 難しいですね。行動には機能がある訳で、まずその機能を把握しましょう。自傷行為の機能には、情動調整、解離の予防、刺激の探索などがあります。 把握する方法は・・・? ...
シゾフレニア

子ども(15-16歳以下)の統合失調症の治療

子どもの統合失調症に対する抗精神病薬はDSAのブロナンセリン(ロナセン)だけが保険適用になっていますね。 実際の臨床では子どもに対しても成人の治療アルゴリズムを使うこともあります。 となると、ファーストラインはSGA...
Uncategorized

向精神薬の副作用を整理

向精神薬の副作用をもう一度おさらいしておきましょう。 第一世代、第二世代抗精神病薬ともに、副作用は用量依存性ですね。 チョっとくわしく ・遅発性ジスキネジア 治療としてはまず第一に抗精神病薬を減量することです...
くすり

抗不安薬はいつ依存や耐性ができるか

ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、約3週間で依存が生じ、約6か月以上で耐性が生じるといわれています。 また 実際の薬物療法はとても難しいので、お困りの方はネットの情報に頼らずに必ず病院に行きましょう。 チョっとくわしく まず...
Uncategorized

Ki値を理解し深い知識で薬物療法を

Ki値とは受容体への親和性です。値が小さいほど、受容体に対する結合親和性が高いことを示しています。 下図をみてもらえますか。 D2受容体への結合親和性はクエチアピンが160、リスペリドンが3となっています。クエチアピンよ...
Uncategorized

双極Ⅱ型うつ病に抗うつ薬は害か?

双極性障害のうつ病相について治療ガイドラインでは気分安定薬や非定型抗精神病薬が推奨されています。うつ病相の上位の治療チョイスはリチウムやクエチアピンであり、ついでオランザピンやラモトリギンが推奨されています。抗うつ薬の使用については単独...
Uncategorized

ラツーダは統合失調症には40㎎から

ルラシドン(ラツーダ)は20㎎錠もありますが、統合失調症には40㎎から使用すべきですね。 はい。双極性障害にも適応がありますが、なぜでしょう。 この薬はドーパミンをブロックして幻覚妄想に効果がありますが、セロトニンを...
Uncategorized

指のタッピングは似非科学なのか?

EFT(Emotional Freedom Techniques)は、効果があるのでしょうか? 空手チョップの手の形をつくり、その小指側を、もう一方の手の2-3本の指の腹でタッピングすると、感情の問題に効果があるとされます。 ...
シゾフレニア

非定型精神病と統合失調感情障害と精神病症状を伴う双極性障害のちがい

まず整理しておきたいのですが、統合失調感情障害と精神病症状を伴う双極性障害のちがいは、前者は感情障害がないときにも精神病症状があることです。 (DSM-5の基準に同じエピソードの間に、最低でも2週間、気分障害を伴わずに幻覚や妄想が...
Uncategorized

カルバマゼピンは統合失調症に適応があるか

前の医師から入院中の統合失調症の患者様を引き継ぎました。 統合失調症の方にカルバマゼピンが処方されていました。てんかんは併存していないのですが、なぜカルバマゼピンが処方されているのでしょうか。 カルバマゼピンは「統合失調...
うつ

睡眠の諸問題

まずZドラッグとはなんでしょうか。 ゾルピデム(Zolpidem)、ゾピクロン(Zopiclone)、エスゾピクロンはZを含むことから、この3つの非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を「Zドラッグ」ということもあります。 そ...
ものわすれ

認知症のお薬

アルツハイマー型認知症のお薬には何がありますか。 コリンエステラーゼ阻害薬であるドネペジル(アリセプト)、ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(リバスタッチ、貼り薬のみ)とNMDA受容体拮抗薬であるメマンチン(メマリー)...
Uncategorized

LAIのCP換算

LAIのCP換算は以下のようにまとめられます。 アリピプラゾールのLAIについては公式の情報が役立ちますね。 チョっとくわしく LAIはピークとトラフ値(最低の濃度)が近いため、効果と副作用の現れ方のタイミン...
くすり

過感受性精神病

抗精神病薬を増やしても増やしても良くならない統合失調症患者様がいます。 難しいですね。 抗精神病薬は増やせば増やすほど効果がある訳ではなく、むしろ薬への耐性ができて効果がうまくでなくなることもあります。 ...
Uncategorized

自損から患者様を救う

心理的剖検から自殺する方の90%以上が精神疾患を抱えていると考えられています。 ですから、自殺は脳の機能障害によるものであり正常な判断に戻づく行為ではないといえます。当然、医療は自殺予防に積極的にかかわらなくてはいけま...
Uncategorized

睡眠相後退症候群の治療

わたしは30代なのですが、夜中3時にねて次の日の12時に起きるという状態が続いています。この遅寝遅起きがどうしても治りません。睡眠時間も長いです。 睡眠相後退症候群かもしれませんね。ロゼレム(ラメルテオン)を、寝る時間よりも早...
はったつ

ADHDかASDか

ASDの併存症としてADHDがもっと高く25-30%という報告もありますが、その区別も重要ですね。 僕は授業に集中できないのです。 気が散るのでしょうか(ADHDの注意欠陥)、それとも自分の考えに固執してそこから離れ...
Uncategorized

未成年者の医療保護入院

僕は17歳です。僕が医療保護入院をする場合、両親の同意は必要ですか。 はい。未成年ですから、ご両親二名の同意が必要となります。 僕は来月がきたら18歳になります。もし18歳になってから医療保護入院する場合、両親の同意...
Uncategorized

トラウマにどう向き合うか

「花と石」ワークをご存知でしょうか。 トラウマ治療の一つであるナラティブ・エクスポージャー・セラピーで使われる技法ですね。 はい。人生史を俯瞰(鳥の目)でみながら、花(良かった体験)と石(トラウマの出来事)を時系列に...
Uncategorized

精神分析をうけたい?

精神分析をうけたいのですが。 日本で正統な精神分析家はすくないです。週に1-2回の対面での自由連想は精神分析ではなく精神分析「的」精神療法といわれます。 カウチに横になって自由連想を一回50分間、それを週に4-5回、時刻...
Uncategorized

PMS、PMDD

月経前に心身の調子がわるくなり、月経がはじまると改善するという病気に、PMS(premenstrual syndrome, 月経前症候群)と、PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder、月経前不快気分障害)...
くすり

30日以上処方できる睡眠薬、抗不安薬

30日以上処方できる睡眠薬をまとめてみましょう。 睡眠薬ではベンザリン、リスミー、エスゾピクロン(商品名ルネスタ。一方ゾピクロン(アモバン)は30日制限がある)、スボレキサント(ベルソムラ)、ロゼレム、デエビゴです。抗不安薬で...
Uncategorized

睡眠世界を信じる

夜どうしても眠ません。 睡眠世界を信じてみましょう。 睡眠世界ですか。宗教か何かですか? いえいえ(笑)。 私たちは、目をさましている間に認識しているこの世界を全てだと思っています。 ...
Uncategorized

急性期の抗精神病薬

統合失調症の急性期で、抗精神病薬は最小有効量(MED)の2倍で効果がでるといわれています。 最小有効量とは薬の添付文書に書かれている最小量とほぼ同じです。 維持期は急性期の容量の半分以下にはしないという目安がありますね。...
Uncategorized

高プロラクチン血症は何が怖い?

抗精神病薬の副作用として、高プロラクチン血症がありますね。 はい。無月経や乳汁分泌などの症状がありますが、無症状のこともあります。無症状でも長期間つづくと、乳がんや骨粗鬆症のリスクになるため、定期的な血中濃度測定が必要です。 ...
ねむり

クライネーレビン症候群 知っておきたい稀な病気

クライネーレビン症候群とは、数日から数週間の過眠期があり、それが数日以内に突如として寛解し、間欠期になるという経過を繰り返す稀な疾患です。 過眠期は辛うじて排泄、食事は可能ですが、意識水準の低下がみられますね。 治療...
Uncategorized

反響言語と反復言語のちがい

他者の発話を反復して繰り返すのが、いわゆるオウム返しであり、反響言語(エコラリア)ですね。 はい。それに対して自己の発話の繰り返しは反復言語といわれますね。 「とけいと言え」という問いに、「とけい、とけい、とけい」と...
Uncategorized

DVと児童虐待の問題

日本でDVというと配偶者・パートナーからの身体、心理、性的暴力をいいます。これを目撃した場合、一般国民には警察や配偶者暴力相談支援センターへの通報の努力義務がありますが、被害者の意志を尊重したうえで判断しなければなりません。 ...
Uncategorized

理解できているフリをしない

先生、どう接したらよいかわからない方を担当していて、ちょっと相談させてもらってよろしいでしょうか。 もちろんですよ、先生。 私も病態が難しくて理解が難しい患者様については理解できているフリをせず、わからないことを認めて向...
Uncategorized

皮膚むしり症

自分の皮膚のかわを手や道具をつかって剥いてしまい、やめたくてもやめられず、しかし剥くと満足感があるというのが皮膚むしり症です。 アメリカの精神科診断基準であるDSM-5では「強迫症および関連症群」というグループに分類されます。...
Uncategorized

目の前の患者様と向き合うことを続ける

多忙な毎日の臨床の中で、大勢の患者様を治療しなければいけない場合、ときとして圧倒され疲弊する。 そういう時にどうすればよいのでしょうか。 いままで多くの医師が何度も言っていることなのだけれども、結局いま目の前にいる患者様...
Uncategorized

ウェルニッケ脳症、コルサコフ症候群とは

ウェルニッケ脳症はビタミンB1(チアミン。商品名アリナミン)欠乏により急性に生じる意識障害,眼球運動障害,運動失調(歩行障害)をトリアス(3徴)とする病気ですね。アルコール依存症の方にみられます。 いかに早く治療するかがポイン...
うつ

運動はうつ病によい。エビデンスが沢山ある。

先生はうつ病だから運動しなさいというけれど、抗うつ薬による治療の方が科学的だし効果もあると思うのですが。 実はそうともいえません。運動は抗うつ薬と同じ位抗うつ効果があるという多数のエビデンスがあるのですよ。 え、そう...
Uncategorized

緘黙(かんもく)と寡黙(かもく)の違い

家など安心できる環境では話せるのに、学校や職場で話せなくなることを選択性寡黙(せんたくかんもく)や場面緘黙と言いますね。 緘黙(かんもく)と読み方も意味も似た言葉に寡黙(かもく)がありますが、寡黙の方は症状ではなく性格であって...
タイトルとURLをコピーしました