うつ

うつ

躁うつ病へのリチウムの使い方~本当にこわいリチウム中毒~

躁うつ病といえばリチウム、リチウムといえば躁うつ病と考える医師が多いのではないでしょうか。 そのイメージはエビデンスからも正しいといえるかもしれません。躁病エピソードに対するリチウムの至適濃度は高めの0.8~1.0が推奨されて...
うつ

睡眠の諸問題

まずZドラッグとはなんでしょうか。 ゾルピデム(Zolpidem)、ゾピクロン(Zopiclone)、エスゾピクロンはZを含むことから、この3つの非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を「Zドラッグ」ということもあります。 そ...
うつ

運動はうつ病によい。エビデンスが沢山ある。

先生はうつ病だから運動しなさいというけれど、抗うつ薬による治療の方が科学的だし効果もあると思うのですが。 実はそうともいえません。運動は抗うつ薬と同じ位抗うつ効果があるという多数のエビデンスがあるのですよ。 え、そう...
うつ

児童(~9歳)青年期(10歳~)のうつ病はある?

1960年代までは「超自我が未熟な児童においてはうつ病は起こり得ない」と考えられていましたが、海外のメタアナリシスではうつ病の発症ピークは15-16歳という報告があります。 思春期のうつ病の有病率*は11%というデータもあります。...
うつ

気分障害の過眠

気分障害の過眠ですが「日中の過度の眠気」と「夜間の長時間睡眠」は症状として区別しましょう。 過眠は単極性うつ病や気分変調症よりも、非定型うつ病、双極性障害、季節性感情障害に多く見られますね。 はい。ですから、過眠、い...
うつ

うつ病と不安症の合併

SSRIやSNRIなど二種類の抗うつ薬を適切な量、期間使用しても寛解を得ない時、治療抵抗性うつ病といいます。 うつ病によく併存するのが、パニック症、社交不安症、全般不安症です。これらの併存症があるとうつ病は治療抵抗性になりやす...
うつ

自閉症スペクトラム症(ASD)と抑うつ

ASDの方は、自分の気分を察知しにくく、察知したとしても言葉・表情で他者に伝えるのが難しいため、抑うつを診断するのは難しいですね。 はい。ASDの方は典型的なメランコリア(≒内因≒生物学的≒生気的)の病像は呈しにくく、気分の反...
うつ

Kielholz(キールホルツ)の抗うつ薬スペクトラム

抗うつ薬を使用する際、第一選択薬の決定は難しいですね。 そこで伝統的な考え方を知っておくのは臨床をする上で助けになります。まずうつ病を抑制型のなかの悲哀型、抑制型のなかの精神運動抑制型、そして焦燥型にわけます。 そう...
うつ

躁うつ病の説明

患者様には躁うつ病の薬物治療をわかりやすく説明したいですね。 はい。脳内の神経伝達物質のバランスが乱れていること、お薬が性格を変えてしまうことはないことを説明しています。 躁うつ病の中で、抑うつ性混合状態(混合性うつ...
うつ

治療抵抗性うつ病と酒、ギャンブル

うつ病とアルコール使用障害は併存することがありますね。 はい。過去の研究からはアルコールの問題があったためにうつ病を引き起こすケースが多いとされますが、臨床ではまずうつ病があるために自己治療的にアルコール使用障害に至るケースも...
うつ

躁うつ病へのバルプロ酸の使い方

もともとバルプロ酸はてんかん薬でしたが、躁状態にも有効です。 メタ解析では躁状態に対してバルプロ酸はリチウムより有効性は低いのですが、忍容性(副作用に耐えられる程度)は高いとされます。 バルプロ酸で躁状態を治療すると...
うつ

更年期障害?気分変調症?

やる気がまったく出ません。前医で治らないので、今日はこちらを初診でお訪ねしました。 そうですか。前の病院で抗うつ薬は十分な量と期間で処方されていますね。 はい。でもやる気のなさとだるさは続いています。 あと...
タイトルとURLをコピーしました