Uncategorized 遅発性ジスキネジア 遅発性ジスキネジアの患者様がいて、困っています。 まずは抗精神病薬を減量中止したり、ほかの薬へかえたりします。 いま使っているのは第一世代抗精神病薬ではなく、非定型抗精神病薬です。 抗コリン薬はつかっていま... 2023.12.02 Uncategorized
Uncategorized てんかん精神病ってなんだろう てんかん精神病の分類ですが、発作と発作の間である発作間欠期に出現するものと、発作周辺期(発作と直接関連している)に出現するものに分けられます。 発作間欠期のてんかん精神病はわかるわ。 発作が抑制されたときに幻覚妄想が増悪... 2022.01.14 Uncategorized
Uncategorized クロザピン クロザピンはドパミンD2受容体への親和性が非常に低いことで有名です。よく効くお薬なのに、他の抗精神病薬とは異なる興味深いプロフィールですね。 チョっとくわしく クロザピンの用量依存性の副作用として、けいれん(脳波異常)、ミオク... 2024.09.27 Uncategorized
Uncategorized 摂食障害の緊急入院 摂食障害は命に危険が及ぶこともあり適切に治療しなければいけません。 BMI12以下、高度徐脈、QT延長、35度未満の低体温、肝機能障害、低リン血症、低カリウム血症、浮腫などがあれば、総合病院への入院が望ましいですね。 ... 2022.07.09 Uncategorized
Uncategorized 強迫について 強迫症の特徴として、強迫観念と強迫行為があります。 ASDが併存していると不安の介在がみられないケースも多いですね。その場合は抗精神病薬を付加するとよいでしょう。 薬物療法はSSRIもしくはクロミプラミン(アナフラニール... 2025.01.25 Uncategorized
Uncategorized 統合失調症の症状をわかりやすくまとめる 統合失調症の症状は、健常者からすると理解しづらく難解に思うかもしれません。きちんと分類して覚えると、患者様の訴えもスッと頭に入りやすくなります。 以下のように分類します。 ・人格障害(自閉、無為) ・感情障害(感情... 2025.01.17 Uncategorized
Uncategorized 反抗挑発症と素行症の違い まず定型発達でも思春期の子どもは内分泌の変化により、怒りっぽくなっています。成績不振や生活の失敗体験も多く、劣等感が強くでることもあります。 反抗挑発症は、怒りイライラがあり、反抗的な行動を繰り返します。 一方、... 2024.05.25 Uncategorized
Uncategorized リチウムとバルプロ酸ナトリウムの副作用をもう一度おさらい 基本的なことですが、リチウムとバルプロ酸ナトリウムの副作用を言えますか。 リチウムの副作用で一番気を付けるべきなのはリチウム中毒といって、下痢や意識障害がおこります。腎障害や多飲多尿の尿崩症といった腎臓に関する副作用もあります... 2022.08.13 Uncategorized
Uncategorized 摂食障害と発達障害の併存 摂食障害の分類をしてみます。複雑そうにみえますが、ポイントは排出行動(食べ吐き)の有無、低体重か肥満かという点です。 神経性やせ症(AN)には 排出行動はしないけど運動で低体重である摂食制限型(AN-R)、 排... 2024.08.03 Uncategorized
Uncategorized 精神に効く降圧剤 精神に効く降圧剤として、PTSDに関連した悪夢についてはプラゾシン(ミニプレス。交感神経α受容体遮断薬)が有名ですね。 また βブロッカーも精神科で利用されます。例えば、知的発達障害の方の怒りや、交感神経の過活動による身体症状の... 2023.08.05 Uncategorized
Uncategorized ADHDのお薬を整理 ADHDのお薬は脳の報酬系を刺激する中枢神経刺激薬と、それを刺激しない非中枢神経刺激薬にわけられます。 ADHDの病態にはドーパミンとノルエピネフリンが大きくかかわるといわれています。 治療ストラテジーとしては、... 2023.05.07 Uncategorized
Uncategorized 睡眠薬を飲んでいるのに眠れない 先生、睡眠薬を飲んでいるのにしっかり寝たなっていう感じがないのですが。 お薬だけで質のよい睡眠を確保することは難しいですよ。しっかり運動して心地よい疲労をえるようにしましょう。 そういわれると仕事やめてからは運動して... 2021.07.11 Uncategorized
Uncategorized インターネット依存、ゲーム障害 いまのゲームといえばオンラインゲームが主となり、ネット依存にゲーム障害が含まれるといってよいでしょう。 一般的に依存症の治療は、本人が依存を治したいと思い立つことが重要ですね。その動機づけができれば、時間の制限をしたり、ほかの... 2024.02.24 Uncategorized
Uncategorized ひきこもりの人を抱える家族 20代の「ひきこもり」のご息女を抱える父親から相談を受けましたが、どう支援したらよいでしょうか。 彼女が精神疾患圏、発達障害圏、その他のどれに該当するかをまず見当をつけましょう。 そして、家族も支援をうけられるし、生活を... 2022.05.28 Uncategorized
Uncategorized 向精神薬の副作用を整理 向精神薬の副作用をもう一度おさらいしておきましょう。 第一世代、第二世代抗精神病薬ともに、副作用は用量依存性ですね。 チョっとくわしく ・遅発性ジスキネジア 治療としてはまず第一に抗精神病薬を減量することです... 2023.09.30 Uncategorized
Uncategorized Ki値を理解し深い知識で薬物療法を Ki値とは受容体への親和性です。値が小さいほど、受容体に対する結合親和性が高いことを示しています。 下図をみてもらえますか。 D2受容体への結合親和性はクエチアピンが160、リスペリドンが3となっています。クエチアピンよ... 2024.10.05 Uncategorized
Uncategorized 双極Ⅱ型うつ病に抗うつ薬は害か? 双極性障害のうつ病相について治療ガイドラインでは気分安定薬や非定型抗精神病薬が推奨されています。うつ病相の上位の治療チョイスはリチウムやクエチアピンであり、ついでオランザピンやラモトリギンが推奨されています。抗うつ薬の使用については単独... 2022.04.02 Uncategorized
Uncategorized ラツーダは統合失調症には40㎎から ルラシドン(ラツーダ)は20㎎錠もありますが、統合失調症には40㎎から使用すべきですね。 はい。双極性障害にも適応がありますが、なぜでしょう。 この薬はドーパミンをブロックして幻覚妄想に効果がありますが、セロトニンを... 2024.04.20 Uncategorized
Uncategorized 指のタッピングは似非科学なのか? EFT(Emotional Freedom Techniques)は、効果があるのでしょうか? 空手チョップの手の形をつくり、その小指側を、もう一方の手の2-3本の指の腹でタッピングすると、感情の問題に効果があるとされます。 ... 2024.09.13 Uncategorized
Uncategorized カルバマゼピンは統合失調症に適応があるか 前の医師から入院中の統合失調症の患者様を引き継ぎました。 統合失調症の方にカルバマゼピンが処方されていました。てんかんは併存していないのですが、なぜカルバマゼピンが処方されているのでしょうか。 カルバマゼピンは「統合失調... 2024.08.31 Uncategorized
Uncategorized LAIのCP換算 LAIのCP換算は以下のようにまとめられます。 アリピプラゾールのLAIについては公式の情報が役立ちますね。 チョっとくわしく LAIはピークとトラフ値(最低の濃度)が近いため、効果と副作用の現れ方のタイミン... 2023.08.05 Uncategorized
Uncategorized 自損から患者様を救う 心理的剖検から自殺する方の90%以上が精神疾患を抱えていると考えられています。 ですから、自殺は脳の機能障害によるものであり正常な判断に戻づく行為ではないといえます。当然、医療は自殺予防に積極的にかかわらなくてはいけま... 2022.08.06 Uncategorized
Uncategorized 睡眠相後退症候群の治療 わたしは30代なのですが、夜中3時にねて次の日の12時に起きるという状態が続いています。この遅寝遅起きがどうしても治りません。睡眠時間も長いです。 睡眠相後退症候群かもしれませんね。ロゼレム(ラメルテオン)を、寝る時間よりも早... 2022.07.15 Uncategorized
Uncategorized 未成年者の医療保護入院 僕は17歳です。僕が医療保護入院をする場合、両親の同意は必要ですか。 はい。未成年ですから、ご両親二名の同意が必要となります。 僕は来月がきたら18歳になります。もし18歳になってから医療保護入院する場合、両親の同意... 2023.07.15 Uncategorized
Uncategorized トラウマにどう向き合うか 「花と石」ワークをご存知でしょうか。 トラウマ治療の一つであるナラティブ・エクスポージャー・セラピーで使われる技法ですね。 はい。人生史を俯瞰(鳥の目)でみながら、花(良かった体験)と石(トラウマの出来事)を時系列に... 2022.02.12 Uncategorized
Uncategorized 精神分析をうけたい? 精神分析をうけたいのですが。 日本で正統な精神分析家はすくないです。週に1-2回の対面での自由連想は精神分析ではなく精神分析「的」精神療法といわれます。 カウチに横になって自由連想を一回50分間、それを週に4-5回、時刻... 2022.06.18 Uncategorized
Uncategorized PMS、PMDD 月経前に心身の調子がわるくなり、月経がはじまると改善するという病気に、PMS(premenstrual syndrome, 月経前症候群)と、PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder、月経前不快気分障害)... 2021.07.31 Uncategorized
Uncategorized 睡眠世界を信じる 夜どうしても眠ません。 睡眠世界を信じてみましょう。 睡眠世界ですか。宗教か何かですか? いえいえ(笑)。 私たちは、目をさましている間に認識しているこの世界を全てだと思っています。 ... 2021.10.10 Uncategorized
Uncategorized 急性期の抗精神病薬 統合失調症の急性期で、抗精神病薬は最小有効量(MED)の2倍で効果がでるといわれています。 最小有効量とは薬の添付文書に書かれている最小量とほぼ同じです。 維持期は急性期の容量の半分以下にはしないという目安がありますね。... 2023.08.19 Uncategorized
Uncategorized 高プロラクチン血症は何が怖い? 抗精神病薬の副作用として、高プロラクチン血症がありますね。 はい。無月経や乳汁分泌などの症状がありますが、無症状のこともあります。無症状でも長期間つづくと、乳がんや骨粗鬆症のリスクになるため、定期的な血中濃度測定が必要です。 ... 2024.03.23 Uncategorized
Uncategorized 反響言語と反復言語のちがい 他者の発話を反復して繰り返すのが、いわゆるオウム返しであり、反響言語(エコラリア)ですね。 はい。それに対して自己の発話の繰り返しは反復言語といわれますね。 「とけいと言え」という問いに、「とけい、とけい、とけい」と... 2024.04.06 Uncategorized
Uncategorized DVと児童虐待の問題 日本でDVというと配偶者・パートナーからの身体、心理、性的暴力をいいます。これを目撃した場合、一般国民には警察や配偶者暴力相談支援センターへの通報の努力義務がありますが、被害者の意志を尊重したうえで判断しなければなりません。 ... 2022.03.26 Uncategorized
Uncategorized 理解できているフリをしない 先生、どう接したらよいかわからない方を担当していて、ちょっと相談させてもらってよろしいでしょうか。 もちろんですよ、先生。 私も病態が難しくて理解が難しい患者様については理解できているフリをせず、わからないことを認めて向... 2022.06.25 Uncategorized
Uncategorized 皮膚むしり症 自分の皮膚のかわを手や道具をつかって剥いてしまい、やめたくてもやめられず、しかし剥くと満足感があるというのが皮膚むしり症です。 アメリカの精神科診断基準であるDSM-5では「強迫症および関連症群」というグループに分類されます。... 2022.07.02 Uncategorized
Uncategorized 目の前の患者様と向き合うことを続ける 多忙な毎日の臨床の中で、大勢の患者様を治療しなければいけない場合、ときとして圧倒され疲弊する。 そういう時にどうすればよいのでしょうか。 いままで多くの医師が何度も言っていることなのだけれども、結局いま目の前にいる患者様... 2022.07.23 Uncategorized
Uncategorized ウェルニッケ脳症、コルサコフ症候群とは ウェルニッケ脳症はビタミンB1(チアミン。商品名アリナミン)欠乏により急性に生じる意識障害,眼球運動障害,運動失調(歩行障害)をトリアス(3徴)とする病気ですね。アルコール依存症の方にみられます。 いかに早く治療するかがポイン... 2022.07.30 Uncategorized
Uncategorized 緘黙(かんもく)と寡黙(かもく)の違い 家など安心できる環境では話せるのに、学校や職場で話せなくなることを選択性寡黙(せんたくかんもく)や場面緘黙と言いますね。 緘黙(かんもく)と読み方も意味も似た言葉に寡黙(かもく)がありますが、寡黙の方は症状ではなく性格であって... 2024.03.09 Uncategorized
Uncategorized むずむず脚症候群(レストレスレッグズ症候群) 夜になって横になると、脚がむずむずして動かさずにはいられなくなるんです。歩いたりあしを伸ばすと少しよくなるのですが。昼間はほとんど何もないのに。 ご家族に似た症状の方はいらっしゃいますか。 母親が似たことを申してまし... 2022.01.28 Uncategorized
Uncategorized 眼瞼けいれん 精神科には眼瞼けいれんを訴える方もいらっしゃいますね。 眼瞼けいれんには、誘因なく発症する本態性、ベンゾジアゼピンの長期投与による薬剤性、パーキンソン病や進行性核上性麻痺などによる症候性にわけられます。 眼瞼けいれん... 2024.02.10 Uncategorized
Uncategorized 妊娠と精神科 大前提として、全人口の先天異常の割合が3~5%であること(ベースラインリスク)を念頭において考える必要がありますね。 その上で、妊娠と精神疾患の関係を考える時、病気そのものの影響と、薬物の影響と、二つにわけて考えましょう。 ... 2023.08.12 Uncategorized
Uncategorized パーソナリティーの基本のき パーソナリティーは変えられるのでしょうか? また そもそもパーソナリティーとは何でしょうか。 具体的にいうと、あなた(自己)が友人(他者)と口げんかして、あなた(自己)が友人(他者)に「お前なんか、大嫌い」と言ってしまった... 2023.04.29 Uncategorized
Uncategorized 漢方薬の副作用 漢方薬って緩徐に効くのだから副作用はありませんよね? 確かに漢方は1-2週間かけてゆっくり作用します。 でも漢方薬の中には血中カリウムを下げてしまう薬があります。漢方薬に含まれる成分に利尿作用がある場合、多尿によってカリ... 2023.07.22 Uncategorized
Uncategorized うつ病からの回復体験記の本 この本の著者はうつ病から回復する過程で様々なトライ&エラーをされています。 もちろん病院も受診されたようですが、精神科的治療のほかに、独自にあみだした回復のために効果があった行動や考え方をこの本にまとめています。口語体の文章... 2023.12.09 Uncategorized
Uncategorized アルコール依存症について患者様と学べる本 これは有名な本ですよね。薬物やアルコール依存症の患者様と一緒に読んで勉強しながら、知識を深め、それがそのまま治療にもなる本です。 字が大きく、イラストが豊富です。第1回から第24回まであります。その中には、依存症だけではなく... 2023.11.25 Uncategorized
Uncategorized 自信をもつには 読みやすくて内容も素晴らしい本でした。 自信をもつには自分の悪い面も良い面もそのままだすことです。悪い(と自分が信じ込んでいる)面もそうですが、良い(と自分が信じ込んでいる)面も隠してはいけません。 「自分自身が勝手... 2023.02.11 Uncategorized
Uncategorized うつ病と適応障害のちがい 理由があって抑うつになれば適応障害、理由もなく特徴のある抑うつになれば内因性うつ病といえます。 はい。しかし内因性うつ病でも心理的イベントが先行して発症のきっかけとなることが多く、この区別は難しいですよね。 そうです... 2023.01.14 Uncategorized
Uncategorized 人の心を動かす一言 ・涙は心の傷を流してくれる。 ・「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。私は私。あなたはあなた... 2023.10.07 Uncategorized
Uncategorized 自己治療的にバルサルバ手技をしていたパニック障害の方 患者様には日々学ばせていただいている。先日、パニック障害から動悸や不安を訴える方がいらっしゃった。その方がおっしゃるには「動悸がしたときは息をとめるの。そうすると動悸がおさまるの。」とのこと。これはバルサルバ手技といって、息こらえをして、... 2023.09.23 Uncategorized
Uncategorized 精神科医のドリル りんごをみて「ここまで出てるんだけど... なんだっけなぁ、あのー赤くて甘い」と言い、言いたい言葉がみつからない症状を何というか。 喚語困難(かんごこんなん) りんごをみて「みかん」と言ったり、めがねをみて「ね、がね」... 2023.05.20 Uncategorized
Uncategorized 緊張病(カタトニア)と昏迷と意識障害の違い 緊張病(カタトニア)の症状は、無言症、筋強剛、一点凝視、常同運動、昏迷があります。 カタトニアの症状のひとつとして昏迷があるわけですね。 精神科でいう昏迷とは意識障害はなく外界を認識しているが、これに応じる意志が発動... 2022.09.03 Uncategorized