
基本的なことですが、リチウムとバルプロ酸ナトリウムの副作用を言えますか。

リチウムの副作用で一番気を付けるべきなのはリチウム中毒といって、下痢や意識障害がおこります。腎障害や多飲多尿の尿崩症といった腎臓に関する副作用もあります。ほかには手指振戦、甲状腺機能低下症、眠気、徐脈などがあります。催奇形性もあるので女性に使用する場合は注意です。

そうですね。リチウムとNSAIDSの併用でリチウム濃度が上昇することも覚えておきたいですね。

バルプロ酸ナトリウムの副作用には眠気や肝機能障害があります。高アンモニア血症は重症化すると意識障害を起こしてしまいますね、治療はカルニチンです。またリチウムと同様に催奇形性があり注意が必要です。
バルプロ酸は吸湿性が強く、空気にさらしておくと水分をどんどん含んでとけてしまいます。バルプロ酸はGABA濃度をあげるため、不安にも効果があります。
参考文献
1 双極性障害の薬物療法を当事者にどのように説明するか? 著者: 武島 稔 出典: 臨床精神薬理 Volume 25, Issue 11, 1185 – 1191 (2022)
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