
わたしは30代なのですが、夜中3時にねて次の日の12時に起きるという状態が続いています。この遅寝遅起きがどうしても治りません。睡眠時間も長いです。

睡眠相後退症候群かもしれませんね。ロゼレム(ラメルテオン)を、寝る時間よりも早い時間に内服してみましょう。
また睡眠時間を短くするためにエビリファイ(アリピプラゾール)0.5~1.5mgを朝食後に内服してみましょう。

エビリファイって統合失調症のお薬ですよね。以前ネットで調べました。

エビリファイは量により違う作用があるのです。今回のような少量ではドーパミンを活性化し、中等量以上だと逆にドーパミンを抑制します。

お薬の使い方はとても難しいので、お困りの方はネットの情報に頼らずに必ず病院に行きましょう。
睡眠相後退症候群、いわゆる遅寝遅起きを改善するには光や薬物により体内時計を調整する必要があります。体内時計の中枢は視交叉上核といわれる部位にあります。
光による治療としては、午前6時から午後3時くらいまでの間に目に光をいれるとよいといわれます。
波長としては青い光がよいので、青空を見るなど照度の高い光を網膜に少なくとも1時間はあてるのがよいとされます。オレンジの光、つまり夕焼けなどを眺めても早寝早起きにはなれない訳です。
青空を見続けるとまぶしいですし、そうすると瞳孔が縮小し網膜に光が届かなくなってしまいます。ですから5-6分注視したら違う所をみて休む、などの工夫が必要です。
キラキラしているのと(輝度)、光の量(照度)は違うことに注意しましょう。早寝早起きに大切なのは照度の方であり、照度×時間のいわゆる積分値です。
よく窓際に座るだけでも良いなどといわれますが、窓から1mも離れると照度が低下します。やはり青空やブライトライトなどを意識的に見ることが必要です。
参考文献
1 起床時に血圧保てず、睡眠時間が後ろにずれる…治療は? 朝日新聞 医療サイト
2 夜間睡眠の延長と睡眠相後退症候群に対するaripiprazoleの有効性の検討 神林 崇 他著。神経治療学 2018 年 34 巻 4 号 p. 406-410
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