診察のおわりに何を伝える?

患者さんのその日の外来診療をおえて、その面接をまとめるときに先生はどんなことを心がけていますか。

そうですねぇ、お大事にして下さいと言ったり、あたたかい言葉をかけるようにしています。

それはいいですね。

私は遺言をいうつもりで患者さんとお話して面接をおえるようにしています。

また次回の診察で会えるのに、なぜそのようにするのですか。

そうですね。一つは患者さんもわたしたち医師もはかない命をもった同じ人間です。極論と思われるかもしれませんが、次回の診察を予約しても本当に会えるかどうかはわかりません。しかしそう考えることで、いまこの瞬間が輝き出すのです。はかない命で、お相手と会えるかどうかわからないことに気づくことで、この瞬間、この出会い、ありふれた会話にも価値がでてすばらしく見えるのです。

もう一つは遺言をいうとおもうと、普段言えない大切なこと、言いたいけどいいためらっていたことも思い切って、お相手のために言い残すことができるのです。

精神科医だからこそ、直面化にまでは至らずとも、いいそびれてることはあります。目の前の患者さんとの今日のこの面接は一度しかなく、次に会えるかどうかはわからないのですから、患者さんのためになるような、言いにくいことを誠意をもって伝えるのです。

チョっとくわしく
ダルク(DARC)とはDrug Addiction Rehabilitation Centerの略で、NPO法人(非営利の法人)です。1985年に最初の施設が東京日暮里に設立されて以来、全国に広がりました。薬物依存の世界的な自助グループとしてNA(Narcotics Anonymous)が知られていますが、ダルクは海外にはありません。活動や運営は依存症者たち自らが行なっており、回復者主導型・当事者主導型の薬物依存症回復施設といわれています。医療だけではカバーしきれない「生活訓練の場」を提供しています。 ダルクの施設が住人から反対運動にあったり、薬物依存の相談や講演の依頼といった本来のダルクの目的とちがうことでスタッフに負担がかかったりと、様々な問題があります。 ダルクの利用者の調査では、依存の形成から回復に至るまでに平均10年近くの時間を要するという報告もあります。NAやAA(Alcoholics Anonymous)などの自助グループ・セルフヘルプグループでは「12のステップ」が用いられますが、ダルクでも用いられています。また家族会をもっているダルクもあります。 ダルクが日本全国で設立され方向性や形態が多様化していますが、その多様化こそがダルクの優れた特徴であるといわれています。

参考文献
1 Wikipedia, DARC. https://ja.wikipedia.org/wiki/DARC
2 PMS,PMDD の診断と治療―他科疾患との鑑別―。昭和大学医学部産婦人科学講座 白土なほ子 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshowaunivsoc/77/4/77_360/_pdf/-char/ja


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