アルコール依存症

アルコール依存症の患者様は「飲酒行動をかえたい」でも「飲みたい」というアンビバレントな気持ちをもっています。

はい。このアンビバレントな気持ちを理解するのは難しいですが大変重要です。

なかなか飲酒量がへらず節酒できなかったり断酒からスリップしてしまっても、私たち精神科医は(お説教)したり直面化ばかりしてはいけませんよね。

「健康」をテーマに話すことが一つの手助けになりますね。アルコールはすべての臓器に分布して影響しますし、認知機能にも影響することなどを話題にできます。

はい。軽症アルコール依存症(ICD10の診断項目で4/6以下、社会・家庭生活が維持されている、重篤な臓器障害や精神障害がない)では断酒ではなく節酒を治療ゴールにしてもよいですね。

そうですね。お薬として節酒にはナルメフェン(セリンクロ)、断酒にはアカンプロサート(レグテクト)があります。

ナルメフェンを飲酒前に飲むと、飲酒量が減ります。浮動性めまいが副作用としてあるため、外での飲酒は避けた方がよいでしょう。

お薬の使い方はとても難しいので、お困りの方はネットの情報に頼らずに必ず病院に行きましょう。

チョっとくわしく


参考文献
1 アルコール依存症患者に対する外来での私の工夫 (札幌医科大学)齋藤 利和 臨床精神医学第51巻第12号 – アークメディア

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